LUX L−309. 2台目修理記録
2026/3/7.持込  .完成 
A. 修理前の状況
  • 修理の検討をし、AMP修理工房様へ辿り着きました。
  • 故障内容。
     4年前電源を入れた突然後バリバリ音が出て、しばらくして収まる現象がありました。
     数日後、電源を入れたところ音も出なくなりました。
     それ以来電源は入れてないです。
  • 購入歴
      37年くらい前に秋葉原で中古で購入
  • 思い出
     初めてプリメインアンプを買ったのがLUXMAN L-309でした。
     当時18歳でしたのでハイグレードなアンプは買えませんでしたが、 見た目の良さと、シンプルな表情が気に入っています。
     秋葉原の電気街中古で見つけて、聴き惚れした思い出があります。
  • 主に使うソースは
     1.レコード
     2.コンパクトディスク:AUX端子で使用
     3.チューナー
     4.カセットテープ。



B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況
  • SP接続リレ−交換
    バランス/バイアス用半固定VR交換
    コントロ−ルAMPのTR(トランジスタ-)交換
    EQAMPのTR(トランジスタ-)交換
    マイクジャック2個交換
    電源電解コンデンサ−増強
    配線手直し、補強

D. 使用部品
  • SP接続リレ−
    TR(トランジスタ-)        個
    電解コンデンサ−       個
    半固定VR            個
    マイクジャック          個
    抵抗                個

E. 調整・測定

G. 修理費
               円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. LUXMAN L−309 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 上から見る
A15. 点検中 上下蓋取り、上から見る
A16. 点検中 上下蓋、左右パネルを取り、清掃後上から見る。
A17. 点検中 上蓋裏に錆びが発生。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 上下蓋、を取り、下から見る。
A27. 点検中 上下蓋、左右パネルを取り、清掃後下から見る。
A28. 点検中 下蓋裏の埃。
A31. 点検中 SP接続端子。
A41. 点検中 入出力RCA端子郡
A51. 点検中 電源インレット
A61. 点検中 メインVRツマミ下のフエルト無。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C0. 修理中 基板を抜いた本体シャーシ。
C1. 修理前 右側終段ブロック FET(電解効果トランジスター)
C2. 修理中 右側終段ブロック FET(電解効果トランジスター)
C3. 完成右側終段ブロック FET(電解効果トランジスター)。 放熱シリコングリスを十分に塗る。
C4. 修理前 右側終段ブロック裏
C5. 完成右側終段ブロック裏
C6. 修理前 左側終段ブロック FET(電解効果トランジスター)
C7. 修理中 左側終段ブロック FET(電解効果トランジスター)
C8. 完成左側終段ブロック FET(電解効果トランジスター)。 放熱シリコングリスを十分に塗る。
C9. 修理前 左側終段ブロック裏
CA. 完成左側終段ブロック裏
C11. 修理前 右側終段基板
C12. 修理後 右側終段基板。
          初段複合FET(電解効果トランジスター)1個、半固定VR2個交換。電解コンデンサ−9個交換。
C13. 修理前 右側終段基板裏
C14. 修理(半田補正)後 右側終段基板裏。 半田を全部やり直す。   
C15. 完成右側終段基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C21. 修理前 左側終段基板
C22. 修理後 左側終段基板。
          初段複合FET(電解効果トランジスター)1個、半固定VR2個交換。電解コンデンサ−9個交換。
C23. 修理前 左側終段基板裏
C24. 修理(半田補正)後 左側終段基板裏。 半田を全部やり直す。   
C25. 完成左側終段基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C31. 修理前 電源基板。
C32. 修理後 電源基板。 半固定VR2個、SP接続リレー2個、電解コンデンサー10個交換。
C33. 修理前 電源基板裏
C332. 修理前 電源基板裏。SP接続リレー足の半田不良。
C333. 修理前 電源基板裏。SP接続リレー足の半田不良。
C34. 修理後(半田補正) 電源基板裏。 半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー6個追加。
C35. 完成電源基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C41. 修理前 トーン・コントロール基板。
C42. 修理後 トーン・コントロール基板。 半固定VR2個、電解コンデンサー6個交換。
C43. 修理前 トーン・コントロール基板裏
C44. 修理後(半田補正) トーン・コントロール基板裏。 半田を全部やり直す。
C45. 完成トーン・コントロール基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C51. 修理前 トーン・コントロールSW基板
C52. 修理後 トーン・コントロールSW基板。 電解コンデンサ−12個交換。
C53. 修理前 トーン・コントロールSW基板裏
C54. 修理後(半田補正) トーン・コントロールSW基板裏。 半田を全部やり直す。
C55. 修理前 トーン・コントロールSW基板裏2
C56. 修理後(半田補正) トーン・コントロールSW基板裏2。 半田を全部やり直す。
C57. 完成トーン・コントロールSW基板裏2。 洗浄し、コートを塗布後。
C57. 完成トーン・コントロールSW基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C61. 修理前 EQ基板
C62. 修理後 EQ基板。 半固定VR2個、電解コンデンサ−16個、TR(トランジスター)2個交換、フイルムコンデンサー2個追加。
C63. 修理前 EQ基板裏
C64. 修理後(半田補正) EQ基板裏。 半田を全部やり直す。
C65. 完成EQ基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C71. 修理前 プリ出力/メインAMP入力切換SW基板
C72. 修理前 プリ出力/メインAMP入力切換SW基板基板裏
C73. 修理後(半田補正) プリ出力/メインAMP入力切換SW基板基板裏。 半田を全部やり直す。
C74. 完成プリ出力/メインAMP入力切換SW基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C81. 修理前 TapeMonitor SW基板
C82. 修理前 TapeMonitor SW基板裏
C83. 修理後(半田補正) TapeMonitor SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C84. 完成TapeMonitor SW基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C85. 修理前 TapeCopy SW基板
C86. 修理前 TapeCopy SW基板裏
C87. 修理後(半田補正) TapeCopy SW基板裏
C88. 完成TapeCopy SW基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
C91. 修理前 Disk−1 Impedance切換SW基板
C92. 修理前 Disk−1 Impedance切換SW基板裏
C93. 修理後(半田補正) Disk−1 Impedance切換SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C94. 完成Disk−1 Impedance切換SW基板裏。 洗浄し、コートを塗布後。
CB1. 修理中 メインVR点検・清掃
CB2. 修理中 バランスVR点検・清掃
CC1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー下
CC2. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー下、 フイルムコンデンサー4個追加。
CF1. 修理中 パネル清掃。 
CF2. 修理中 パネル裏遮蔽スポンジ。 
CF3. 修理後 パネル裏遮蔽スポンジ。張り替える。
CF4. 修理中 メインVRツマミ下のフエルト無。
CF5. 修理後 メインVRツマミ下のフエルト。 新しいのを付ける。
CF6. 修理中 プシュSWの軸がズレて入る。設計ミスか打ち合わせミスか? パネルのプシュボタンとSWの軸が違う為、サポーターが入れて有る。この為動きが悪い。
CF7. 修理中 プシュSWの軸がズレて入る。設計ミスか打ち合わせミスか? パネルのプシュボタンとSWの軸が違う為、サポーターが入れて有る。この為動きが悪い。
CG1. 交換部品
CG2. 交換部品。真っ黒に酸化した半固定VR。
CH1. 修理前 上から見る
CH2. 修理後 上から見る
CH3. 修理前 下から見る
CH4. 修理後 下から見る
K. 上下パネル(蓋)、裏パネル修理加工・塗装
K1. 修理前  上蓋裏に錆びが発生。
K2. 修理(塗装)後  上蓋裏。 錆が広がらないよう軽く吹き付け。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. AUX_50Hz入力、右側SP出力電圧35V=153W、 0.0175%歪み。
                 左側SP出力電圧35V=153W、 0.0169%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. AUX_100Hz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.063%歪み。
                   左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.058%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. AUX_500Hz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0178%歪み。
                   左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0186%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX_1kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0200%歪み。
                 左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0208%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E242. その時のVUメーター。
E25. AUX_5kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.036%歪み。
                 左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.036%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. AUX_10kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.046%歪み。
                   左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.046%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. AUX_20kHz入力、右側SP出力電圧5V=153W出力、 0.231%歪み。
                   左側SP出力電圧5V=153W出力、 0.233%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM_50Hz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0086%歪み。
                左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0091%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM_100Hz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.063%歪み。
                  左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.058%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。
E33. MM_500Hz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.063%歪み。
                  左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.077%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM_1kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.043%歪み。
                  左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.049%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM_5kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.050%歪み。
                 左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.065%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM_10kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.062%歪み。
                  左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.078%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM_20kHz入力、右側SP出力電圧35V=153W出力、 0.254%歪み。
                  左側SP出力電圧35V=153W出力、 0.300%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。
E4. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E5. 24時間エージングで完成、 右は Technics SE−A3. 2台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. LUXMAN L−309 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 プリメインアンプ
メインアンプ部
連続実効出力 75W+75W(8Ω、両ch動作)
85W/85W(8Ω、片ch動作)
全高調波歪率 0.03%以下(8Ω、75W)
混変調歪率 0.03%以下(8Ω、75W、70Hz:7kHz=4:1)
出力帯域幅 5Hz〜50kHz -3dB(0.1%)
入力感度/インピーダンス 600mV/50kΩ
残留雑音 0.5mV以下
ダンピングファクター 40(8Ω、20Hz〜20kHz)
付属装置 可変式アッテネーター
スピーカー切換スイッチ
ヘッドホンジャック
プリアンプ部
出力電圧 Pre out:600mV(標準)、5V以上(最大)
出力インピーダンス Pre out:約100Ω
周波数特性 10Hz〜50kHz -1dB(Aux-1)
全高調波歪率 0.03%以下(1kHz、1V、Aux-1)
入力感度 Phono1、2:2.5mV
Tuner:100mV(レベルセット付き)
Aux1、2:100mV
Mic:2.5mV
入力インピーダンス Phono1:50kΩ、65kΩ、90kΩ切換
Phono2:65kΩ
Tuner:40kΩ
Aux1、2:100kΩ
Mic:50kΩ
SN比 Phono:65dB以上
Tuner、Aux:80dB以上
Mic:60dB以上
最大許容入力 300mV以上(1kHz、RMS)
トーンコントロール LUX方式NF型湾曲点周波数切換付
低域湾曲点:150Hz、300Hz、600Hz
高域湾曲点:1.5kHz、3kHz、6kHz
フィルタ ローカット:20Hz、70Hz
ハイカット:7kHz、12kHz
ローブースト 70Hz
付属装置 リニアイコライザ
マイクミキシング
テープダビング
モニタースイッチ
入力インピーダンス切換
総 合
使用半導体等 トランジスタ
 2SC1222/C1345(17)
 2SA640(8)
 2SC853(2)
 2SC945(1)
 2SA620(4)
 2SC1431(2)
 2SC1079(2)
 2SA762(2)
 2SA679(2)
 2SB537(3)
 2SD382(1)
 2SC1103A(4)
ダイオード
 WO-4(1)
 WZ290(2)
ツェナーダイオード
 WZ120(2)
 WZ290(2)
バリスタ
 KB165(2)
 KB265(2)
 SV-02(2)
 SV-03(4)
IC
TA7122AP(2)
消費電力 300W(8Ω同時動作、最大出力時)
外形寸法 幅485x高さ165x奥行300mm
重量 15.5kg
価格 ¥129,000(1973年9月発売)¥148,000(1974年頃)
          l309-2
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